人類の未来とゴリラについて
俺、来年で40になろうかって年なんですけど、今更ながらすごい事実に気づいちゃったんですよね。多分俺のほかにまだ誰も気づいていないでしょうし、どのメディアにも出てませんし、今ググったら誰も同じこと書いてなかったんで、多分俺、来週あたりにノーベル賞とります。これはもう、予感というか確信ですね。俺、ノーベル賞、とる。火、あつい。森の神、怒っている。
何に気づいたかって？いや、いきなり端的に結論だけ書いちゃうと多分頭おかしいと思われるんで、理由をきちんと説明させてください。ゴリラっているじゃないですか。ゴリラ。今日、ふと風呂に入りながらゴリラのことが気になってWIKIでゴリラのこと調べてたんですけど、西ゴリラと東ゴリラの二種類に分かれるって知ってました？あっ、これじゃないですよすごい事実って。そんなゴリラと旧ドイツの共通点ってな～んだ？とかいう面白クイズが言いたいわけじゃないんですよ。そう！答えは堅実な国民性で～す！みたいなね。東西で別れてるんじゃないんか～い！！みたいなね。
あっ！殺さないで！！ちょっとまって！
西暦も2019年になり、地球上に人口って何人いるか知ってます？俺が小学生のころは世界の人口って50億人でしたけど、今は70億人超えてるそうですよ。そんで一時期は嘘だって言われていた環境破壊も報道されないだけで深刻さを増し続け、温暖化もいよいよ引き返せないところまできたっていう説もあるじゃないですか。一方貧富の差は広がり続け、戦争は無くても民族単位での虐殺や大規模なテロは増え続けていますよね。そう。技術や文明が進歩したって、AIやIOTやクローンがいくら進歩したって、このままいけば人間はすさみ、滅んでいくばかりなんですよ。
それを食い止めるにはどうしたらいいか？現実的ではないっていうかもしれませんが、もう環境破壊や増え続ける人口問題、貧富の格差などの積もり積もった諸問題を解決するには、文明を捨てるしかないと思うんですよ。自然の中で必要なものだけを得て、無駄な争いをせず小集落で助け合っていくことしか、自らも周りもこの地球も生き延び続けていくことはできないんじゃないか。そんな風に俺は人類の行く末を真剣に考え続ける中、一つの事実に行きついたのです。風呂の中で。
人類はこれからゴリラになるべきなんです。
いやこれ何も間違ってないですよ。否定する人に対して言いたい。お前本当にゴリラ知ってんのかと。ゴリラのWIKI読み込んでから否定しろよと。ゴリラって雑食と言いつつ植物や果実、昆虫しか食べないんですよ。どんだけエコなんだよと。しかもあんな荒っぽい外見してても争いが嫌いで、胸をウホウホ叩くドラミングも争いを避けるためで、ゴリラ同士も人間にだって自分から襲い掛かることはまず無い、気は優しくて力持ちって意味ではドカベン56人分に値するスーパーアニマルなんですよ。地球の70億人がみんなゴリラになったら地球もゴリラも共に生きていけるんですよ。
いやむしろゴリラになるしかない。っていうか他に道はない。むしろ人類は数万年前、高度に発達した超文明で今の現代社会と同じ過ちを犯し、地球を汚しつつけ増え続け、憎しみあい殺し合い、もうどうしようもなくなったところで一部の天才が世を捨てゴリラになることを選び、他の愚かな旧世代人類は滅んだとも考えられます。むしろそれしかない。つまり今上野や多摩にいるゴリラも旧世代の天才たちの末裔、偉大なる我らの大先輩でありこれから我らが歩むべき道なのです。
そう考えれば、ゴリラの様々な動作一つ一つが、本能だけでなく、共生に向けて洗練された行為に見えてきませんか。植物を食べるのも動物を傷つけないため。群れを作るのも皆と助け合うため。ドラミングやうんこを投げるのも相手を傷つけず追いかえすため。
うんこを食うのは・・・
ちょっと待って！？えっ？嘘？マジで？
すこし時間くんない？
その事実、強烈すぎてこの流れでかみ砕くの無理じゃない！？
（まあ…リサイクルだし…）
やっぱ人類はゴリラになるべきなんです！！
