いつも爪が死んでいる

おっさんIT系サラリーマンの自意識が高ぶったときに、ふとぶちかます雑記です。ランニングの話が多いです。

2026年、MtFUJI100をリタイアした本質的な理由

こんにちわ。そう、こりずにまた出走してきたんですよ!Mt.FUJI100。100マイル=165キロ、累積標高6000mオーバーの日本を代表するロングトレイルレースですが、私は2年前にギリのギリで完走し、昨年はそのタイムを超えるべく参加したのですがケガが原因で30㎞でリタイアという残念な結果に。今年こそ万全な状況でリベンジだ!と年初から気合を入れて臨んでおったのです。

 

目安なんですけど、100マイルレースを攻略する土台として、月間で300㎞、累積標高を10000mくらいをクリアする体力が必要と言われているんですよね。なので昨年末ごろに左脚の裏側、ハムからふくらはぎにかけてちょっと痛めてたんですけど、年初から徐々に戻して2,3月はほぼ毎週山にいったり、チョコザップに入会して斜度18%のトレッドミルをガンガンに走りこんだり、毎週ランニングチームの仲間と皇居を走ったりしてなんとか目標をクリアしたわけです。なんか仕事もけっこう大変で接待がめちゃくちゃ増えて、酒のダメージを残したまま朝走ったりしてたのですが、何かを目指して積み重ねる楽しさっていうのはそれを超える張り合いがあるというか、日々メンタルもフィジカルも劣化していく45を過ぎたおじさんとしては「俺はまだ前に進んでるぞ!」的な感覚というだけで気持ちいいんですよね。

 

で、MtFUJI100が始まる4月24日、1週間前に言われていた雨予報がギリギリ外れて当日は曇り。オフィシャル前泊プランに入っていた私はスタート地点である富士山こどもの国にオフィシャルバスで放り出されまして。けっこうな寒空の中スタートまでまだ6時間もあります。去年も思ったんだけどこれなんとかならんのかい。昨年もお世話になったこどもの国の体育館に820円払って入り込み、3ー4時間ほどぼ~っとした後スタート地点に移動。同じランニングチームの仲間や久々に会うトレラン仲間との交流を楽しんでいるとあっという間にスタートの時間。幾度もトレランのレースに出ているので別に緊張とかはそんなないのですが、背負う食料や水の重さがゴイスーなので、ザックを背負う際に「…こなきじじいいる?いない?いなくてこれ?おいおいこれいけんのか?」という不安はありました。ですが昨年足底筋膜炎をしていたころと比べると体調万全なことに間違いなく、マジでこの状態でスタートラインに立てる喜びで満杯でございました。

 

いざスタートするとまずは20㎞のゆるりとした下り。ここで飛ばすと後がやべーので抑えて押さえて臨みます。その後に富士宮エイドを挟んで10㎞ほどいくと天子山地、という前半の山場が来るのですが、ゆうて登るのは3回目。のぼりを鍛えに鍛えてきた私の敵ではありません。たんたんと昇って長者ヶ岳、さらにズドンと昇る熊森山をクリア。ここから下ってロードを10㎞いけば52㎞地点の次の麓エイドです。麓エイドは焼きそばが有名、楽しみだな~と熊森山を下ろうとしたら前日の雨でズルズルのズル。時間帯としても深夜の暗闇の中、霧がかってよくわからん中にぬかるんだ急斜面。前の人たちもガンガンにこけており私もコケまくったのですが、その中でぐきっと右足をひねってしまったのです。最初はやっちまったな~くらいのものだったのですが、熊森山を下りきったロードをゆるっとジョグっていると、だんだんと大腿四頭筋と膝がじわじわと痛んできました。麓エイドをでてあるいているとかなり痛みが強くなり、ジョグも厳しくなってきました。これはマジでヤバいかも…とよたよた歩きで足をマッサージしつつ、どこがどう痛いのかを確認していると、膝の上の太ももを強く抑えると痛みが和らぐことを発見。

 

持っていたバフで強く縛ると、痛みなく歩ける!!これは大発見!しばらくいくつか山を越えると登りと平地ならなんとか痛みなく歩けるようになってきました。下りは痛いけどまあ、制限時間にかなり余裕はあるのでこのままいくしかねえ!とよちよち歩きでも進むことを決意。しかしよちよち歩きだと抜かされに抜かされまくり、距離を重ねていく毎にじわりじわりと関門時間が迫ります。富士急ハイランドエイドを超えた際には今のペースで行くと次の忍野エイドに到着するころには関門時間に少し厳しい時間になってきていました。そしてひざの痛みはガンガンに悪化しており、下りが激痛、平地も痛みがかなり強くなり、ちょっと引きずりながらでないと進めない感じに。しかし次の117㎞地点、忍野エイドはドロップバックという預けた荷物を引き取れる場所。中に入れていた食べ物、なかでもカップヌードルカレーをめちゃくちゃ楽しみにしていた私はびっこひきながら山をいっぽずつ下っていきました。いたっ!いてえ!いて~!こんちきしょ~!

 

そして忍野エイド前のだらだらとした山に登るころには二回目の夜を迎えていたのですが、ちょうど急斜面に差し掛かるころにはクソ寒く、その寒さと痛みで相当メンタルを削られてしまっていました。登り切った後も激痛の下りに悲鳴を上げつつ5㎞ほどのロード。その時点で関門迄30分をきっており、がんばって歩みを進めて忍野エイドについたのは関門15分ほど前。寒さと疲労と足の痛みにびっこを引きながら荷物を受け取り、中国のヤバい低品質なロボットよりぎこちなくカップヌードルにお湯を入れ、補給食を入れ替えながら3分経ってカップヌードルに箸をつけようとしたその時に、スタッフの声があたりに響き渡りました。

 

「あと関門時間まであと10分でーす!!!!」

 

マジ!?マジか~!この疲れ切って1歩ずつゆっくりしか進めず、一度座ったら大地に立つのに初代ガンダムより時間のかかる俺が、この後カップヌードルくって水入れ替えてライトのバッテリー交換してたら絶対間に合わないな~!!!うお~~!!どうしよう!?でもカップヌードルカレーめちゃくちゃいい匂いしてる!!でもこのために数か月頑張ってきたのにここでリタイアしていいのか!?でもカレーヌードルのうまさハンパない!!シーフードもいいけどやっぱりこのスパイシーさがいい!でもチームのみんなにも励まされてきただろ…その思いを裏切るのか…!?この醤油にもシーフードにもないカレーの染みたちっこいジャガイモがめちゃくちゃうめえんだよな~!いやこの3か月、仕事で忙しい中でも朝5時に起きて走って積み重ねた俺の努力はなんのた…

 

 

 

 

うるせー!!!

 

俺は!!!

 

カレー!!!!

 

ヌードル!!!!

 

が!!!!

 

くいたい!!!

 

 

 

リタイアしました。117㎞という長距離というフィジカルな辛さ、迫る関門時間というメンタルのプレッシャーに負けた。いや外的環境じゃなくて結局は自分自身の心の弱さに負けた。いろんな表現の仕方や言い訳はできるのでしょうが、私が今回のリタイアの本質はなんだったか、と言われたら

 

 

 

カップヌードルカレーに負けた

 

 

 

もう少し本質に迫った言いかたをするなら

 

 

 

日清の野郎にハメられた

 

 

と言わざるを得ません。じゃあなにか。私を責める人がいるなら問いたい。暗闇の山中、吹きすさぶ冷風を約120㎞かき分けて右足が激痛の中あと40㎞進むのと、カップヌードルカレーを暖かいストーブの前で進むのとどっちがいいのかと。そりゃあカレーだろ!!てかあれがシーフードか醤油なら食わずに次に進んでいたかもしれない。チリトマトならそもそもドロップバックに入れてなかったかもしれない。この100マイルという途方もない距離のレースを振り返り、どうすればよかったのかと何度も振り返りましたが、いつも結果は

 

 

 

「あのセブンで、カップヌードルカレー味さえ選んでいなければ、あるいは…!?」

 

 

 

という結論にいつも行きつくのです。

 

 

そう、これが失敗の本質…!!!!

 

 

日清!!!!!!!!

 

貴様…許さんぞ!!!!!!!!!!

 

 

 

あとカップヌードルカレーめちゃくちゃうまかった!!!!!!

 

 

 

ありがとう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

あけました2026

あす!(明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします)毎年のことですがただの区切り目だというのに新年は何か清々しい気持ちになりますね。こういうタイミングでやはり昨年を振り返り、今年に活かしていきたいと思うので、2025年はどういう年だったか思い出していきたい。最近年齢聞かれても正確に答えられないけど思い出していきたい。

 

・ランニングチームに入った

Trippersというトレイル中心のランニングチームに入りました。これは良かったことのぶっちぎり1位です。今まで仕事つながりや会社の仲間でランニングする友達はいないことはなかったのですが、一緒に走るタイミングを合わせるは結構大変でそんな頻繁にとは行かなかったのです。ランニングチームに入ったことで練習会や大会に出る、とタイミングを作れるのはトレランの経験値を上げる意味でも、いろんな大会に出られるという実利でも最高でした!また日頃全然付き合いのない業種や年代の方々と知り合えるのはなかなかできない経験なので本当に楽しかった…氷瀑や岩手の三陸海岸沿い(シーアルプストレイルジャーニー)なんて超絶景の連続なのですが朝5時に岩手でスタートなのでほんと1人だったら絶対に参加してなかったと思います。100パーいけない。お店の手伝いとかプロレス観戦とかもできてこの中年になって青春がまた来たような感じです。ほんまありがとうございます!

 

・オモコロに10年ぶりくらいに出た

オモコロ20周年ということで、ありがたいことに記事の執筆依頼がきてマジで10年ぶりくらいに書きました。そして今見たら年間16位になってた。マジか。

 

 

ほんと記事のために顔作ってるとかなくて、ガチで胃が裂けるほど苦しかったですわ。周りの友人たちもドン引きしててほんとすまんかった。でも改めて書いてみて思ったんですけど、文章かくのめちゃくちゃめんどくさいけどよかれあしかれ反応があると嬉しいものですね。Xでかなり色々反応をいただいて激くそ嬉しかったので、多分今後仕事とか生活でめちゃくちゃ落ち込んで死のうかなと思った時に「ZAWA オモコロ」とかで検索してみんなの反応を見て元気出すと思う。ごめんもう2回くらいやった。19歳からネットにどこに吐き出していいのかわからん自己顕示とも自己嫌悪ともわからん有り余った欲望をぶつけ続けてきたけど、それが誰かの心を動かしたと知れて良かった。本当に良かった。あの当時の鬱々としてた俺が救われた。

 

・怪我が長引いて苦労した

さっきランニングチームに入ったと書いたばっかりなのになんなんですが、24年末に出場した250kmのロードレースで肉離れして、その後なおったと思って1月末に勝田マラソンに出たら足底筋膜炎になって、これがめちゃくちゃ、半年くらい?ながびいて4月のFUJI、7月のオンタケとDNF、DNS続きでガチで凹みました。その後8−9月はなおった!と思って10月にハセツネ、11月にシーアルプス走ったらまた肉離れしたところが痛くて12月はほぼ走れず。ようやく最近走れるようになってランニングの素晴らしさを痛感しております。ただ悩んだ時間はまるっきり無駄というわけでもなくて、怪我に対してどう立ち向かうかを味わえたことは良い経験だったなと。足が痛い時にジムにでチャリを漕ぐか、プールで泳ぐか、休むにしても何もしないだけか、ウォーキングをするか、治療するにしても整体に行くか医者に見せるかなど、自分の体がどういう状態で、それに対して何をするとどうなるかという経験値が詰めました。これは今後も生きるはず。

 

 

・気力がなくなる中、好きなものがあるってことは良いので増やしていきたい

怪我で苦しみながらも走り続けて、いろんな人たちと遊んで、家族とも旅行したり日々過ごしていく中で、年老いていくことの変化を着実に感じております。体力はまあなんとか維持している気がするのですが、気力が確実に出なくなっております。仕事とかで理不尽な目に遭った時の怒りとかはまだそこそこあるんですけど、好奇心自体がすり減っているというか、新しいことに対してワクワクしたり、何かにズ〜っと没頭したりということがなくなってきている気がするのです。それはつまり人生自体がつまらなくなることと同義なので、ランニングだったりプロレスだったりギャンブルだったり、サウナや1人映画を見ることや友達とくだらんことで笑うことや、娘と散歩したり、「好き」なことや「心地いい」と感じるものやことを、今あるものだけでなくどうやって増やしていくか?をかんがえトライし続けていきたい。

 

 

・ゲームは全くやれなかった

ほんと何もやってません。これはいかん!と思い、この正月休みにドラクエ11を始めました。10時間ほどやっておりますがこれが時間の有り余る年末年始の休み中だから面白いんだろうけど、マップの広さと今後の道のりの果てしなさにスイッチを入れるのが平日だとめちゃくちゃしんどく感じそうなので、後3日くらいでクリアできるよう頑張ります。なんで学生の頃は経験値上げだけでも全く寝ずにできたのに、今は街の人に話しかけるだけでも面倒臭く感じるんだろう…

 

26年も色々あるのですが、とりあえず目標は24年以来のFUJI100マイル完走かなと。あ、仕事はうんこ以下のレベルだったので今年もクビにならない、という目標で頑張ります。後ドラクエ11クリアする。頑張る。8は社会人なりたての頃に金曜夜から月曜朝までほぼ寝ずにやってたのにな〜。今は寝る方を優先してしまう。

 

 

26年もギガよろしくお願いしまデイン

 

 

 

ハセツネ備忘録2025

マムート!貴様ぁ!何ゴールゲート立派にしとんねん!なあ!あの五日市会館前の使い古したサンドバッグみたいな黄色いゲートを返せぇ!こんな格好いいもんハセツネとは思えねえ!あのぼろっちい「日本山岳耐久レース(24時間)」がよかったんじゃあ〜!といきなり思いの丈をぶつけてすみません。

 

今年で4回目の参加となるハセツネ。行ってきましたよ。もうハセツネ自体の説明はしませんが、今年はマムートがメインスポンサーとなって全体的にグレードがぐんと上がったのと、そのせいなのか?スタートとゴールが五日市中学校、五日市会館前からそれぞれ駅前に変更になったこと、そして伐採かなんかの都合で入山峠あたりのコースが一部変更になったという、ハセツネ史上あり得ないビッグチェンジの連続でありました。

 

変わらないことがハセツネの良さだったのになぁ〜という惜しさはありますが、何がビビるってコース変更これだけあって、長さも3km近く伸びているのに、なんと!!なんとですよ!!公式の発表は変わらず71.5kmのまま!!!そんなわけねーーーー!!!!今までもGPSウォッチでは65kmくらいだったのに、今年は結果69kmもあったのに公式は71.5kmのまま!!どーなってんの?あとついでに言うと、参加者全員駅に着いた瞬間に思ったと思うけど、「えっ、駐車場で着替えんの?これ雨ならどうしてたん?」ってこと。

 

今までは五日市中学校周辺の体育館を2、3貸し切ってその中で着替えたり準備したり荷物置きにしたりと参加者も安心できる環境だったのですが、今回は吹きっさらしの駐車場。晴れたからよかったけどさ〜。ハセツネといえば雨じゃん?これ来年考えた方がいいと思うよ。あとさ、ゴール寸前で金毘羅峠降りてきた後にようやくゴールだ・・・と思わせてその後2kmくらいロードあるのマジで止めてほしい。マジであそこでDNFしそうになったわ!!!!

 

と、いろいろあったのですが今回の感想と、来年につながる反省点をいくつか。

 

🔳結果 17時間3分

昨年は15時間50分だったから約1時間ほどオーバー。距離が伸びたことを踏まえても30〜40分ほど遅くなってしまいました。なぜか。それは、「脱水で動けなくなってもうたから」!!!!なんと、俺が参加した2022からここ3年、ずっと雨ツネで寒ツネだったのに、今年は初めての暑ツネの汗ツネだったのです!!!嘘だろ!恐るべし地球温暖化!しかもそんなに正直暑くなかったっていうか、湿度が高かったんですよねぇ。

 

🔳反省点

とにかく今年は脱水に悩まされました。スタートして浅間峠くらいまではなんともなかったのですが。いつも夜は冷え込むから浅間峠でアンダーシャツを着込むんですけど、今年途中で脱ぎましたからね。汗がすごくて。で、水の消費量もすげ〜多い。毎年3リットル持って行くんですけど、月夜見まで500mlは余裕で残るんですが、今年は西原峠で2リットル無くなり、うわこれ持たないかもと水を飲む量をスローダウンさせたのですが、これがまずかった。なにがまずかったかって、終始口の中がカラカラになり、それでも飲まないもんだから三頭山の下りでなんか気持ちが悪くなってきました。そんで体に力が入らなくなって鞘口峠で登れなくなってしまい、しばし登りで座り込んでしまいました。おげ〜!ちょっと吐いて少しよろけながらもよろよろ登り、これはマジでもう登れないから、DNFだな…と思いながら、それでも月夜見までいかないとあかん!とよろよろ歩いて行ったのでした。

 

なんとか月夜見で水をもらい、これは気持ち悪くてもなんとか糖質入れないと!!と持っていった赤飯のおにぎりカラカラの口に水で流し込み、よろよろと歩き出していったら御前山の登りあたりで復活しました。でも大岳山降りたあたりでもう水が尽きかけたのですが、もう脱水になりたくなかったので綾広の滝を期待してガンガンのみ、綾広の滝で1リットル追加してその後もガンガン飲んだら金毘羅峠もガンガン走れたので、水はセーブしすぎるとほんと危険ですな〜。正直鞘口峠に行く前も何度か座り込んでしまったので、この脱水がなかったら前回以上のタイムは出せたのではと後悔しきりです。

 

今年はDNF率も昨年よりガンと上がってたみたいですし、道中やたら寝てる&吐いてる人を見かけたので、やっぱ皆さん湿度による脱水にはやられたみたいですね。エイドや補給がないからこそこういう事態を想定して対応する面白さがハセツネの醍醐味だと思うのですが、今年は本当にマジでキツかった!!2022年の大豪雨によるドロツネも超苦戦しましたが汗ツネもそれに次ぐキツさでしたわ〜。

 

🔳その他の気づき

・補給食は、かなり量がちょうど良かった。が。

例年、30個ほどジェルを持って10〜5個余るという状態でしたが、今年はほぼ使い切った?ので、重さ的にもちょうど良かったのかなと。備忘として書くと、キーポンライスワークスの大を4個、オイエナ2個、ANDOを10個、赤飯おにぎり1個、序盤に塩ジェル4個、エネもちも4個持て行ったけど口がカラカラすぎて全然くえなかったな。後エナジーグミと男梅のでかいやつ。飲み物はトップスピードのタブレット入れた水。改善点としては脱水で口がカラカラになった時にエネ持ちが全く食えなくなったので、オイエナか、キーポンライスワークスにしても良かったかも。赤飯ももっと食べやすいもので良かったし、なんなら水にカロリー系のものを溶かして持ていけばよかったかなあ。

 

・ポールの使い所はもっと上手くできた

例年、浅間峠でポールを出してそのまま出しっぱなしでしたが、今年は大岳山の下りでしまったところ、そのあとがめちゃくちゃ楽だったので、ポールが必要なのって三頭山までと御前山と大岳山の登りだけなのでは!?と気づいてしまいました。ポールがあると補給もなおざりになるので、意識してしまう勇気が必要かもしれない。明らかに下りのスピードが落ちる。

 

・練習は、かなりやり込んだけど、体重は落としたほうがよかったかも

昨年と距離は同じ(月間300km)でしたが、今年は8月に累積12000m、9月も8000と毎週末どこかしらの山にいたので登りはかなりやりこめてたと思うんですよね。しかも9月はハセツネ対策として水5kg背負ってましたからね。毎朝コンビニでアルプスの天然水4リットルと500mlペットボトル2本かってザックに入れながらルナサンで走ってました。ハセツネのためなら全然嫌でなかったしやるべきだ!!と思ってましたが、早朝に俺、何やってんだろ…とかコンビニのバイトさん、裏で俺のことアル4(アルプス4リットル)とか呼んでんだろうな…とか思ってました。別にいいけど。おかげで荷物は全然重くなかったし、登りで足が終わることもなかったのでやって良かったのですが、もっと早く走る練習と体重は減らせたかも。去年より2kgほど重かったしな。

 

ということで、来年も絶対に参加しますが、ほんとハセツネは奥が深い。一度や二度試走しただけではわからない戦略性があるので、気温と脱水をメインの対策項目としながら来年もガッツリトライしていこうと思います!!あんだけ闇の山中で脱水で死にそうになりながら吐いて動けなくなってたのにもう走りたい!!

 

すごいぜハセツネ!!!

 

 

 

 

 

 

オモコロ20周年で記事を書かせてもらったよ

良い反応頂いてるようでありがたやありがたや…

 

https://omocoro.jp/kiji/537994/

 

私が書いてたのはもう15年くらい前なので覚えてる人の方が少ないのですが、ありがたくもオモコロ編集部の方から声をかけていただき、記念に記事を書かせていただきました。2015年の10周年の時以来だからマジで10年ぶりか。早いもんですなぁ〜。2008年のオモコロイベントで妻とも出会ったようなもんだし、当時仕事が激烈に辛くてオモコロがなかったらマジで病んでたかもしれません。仕事の圧力をエネルギーに変えて書いてたた気がする。

 

そんな初代編集長シモダテツヤさん(と、大学時代に書き殴っていたクソしょぼテキストサイトから私を見つけてくれた小泉さん)に足を向けて寝られない私が現編集長原宿さんに20周年記念で記事書きませんか?と声かけてもらったのが3ヶ月くらい前でしたかね。ありがたすぎてマジで5秒でやります!と返信したら編集としてみくのしんさんがついてもらい、永田さんセブ山さんのラジオ(超好きだった)で出演された時から聞いてた私としては大感激でした。やべー人エピソードばかりラジオで聞いてたけどめちゃレス早いし的確だし丁寧だし家も濡れてるしなんてナイスガイなんだ!って感動しましたよね。

 

あと、昔オモコロに3年くらい書いてた時と今で違うのは、X(目からレーザーでたりアダマンチウムの爪持ってるやつじゃないほう、そう!それ!Twitter!)のコメントとかでさあ、「やった!ZAWAさん書いてくれた!」みたいな反応がちゃんと見えることですよね。めちゃくちゃ嬉しい。ほんと感激しました。ありがとうございます。生きててよかった。15年前こんな掃き溜めの鼻くそ食ってるゴキブリみたいな記事書いてて誰が読んでんだろ?と思ってたけどちゃんと面白いと思ってくれてる人いたんだ!

 

いや、反応は昔もあったはあったんですけど、オモコロのコメント欄しか見てなかったんで、こんな好意的な反応たくさんもらったことなかったですよ。1番覚えてるコメント、ダウジングで家まで帰るって記事の時に「履いてるジーパンがダサい」ですからね。1番傷ついたマジで。あれだけはほんと許せないしちゃんと言っとくけどあれからジーパン履いてるとそのコメント思い出して周りの目が「ダセえ」って言ってるように思えちゃって怖くてマジでジーパン履いてないからな!!!お前の一言で俺の下半身のファッションはかなり制限されたぞ!!!!コノヤロウ!俺にデニムを履かせろ!!正確に言うとデニム生地を履く勇気と自信を返してくれ!!!おい!!!返せ!!

 

いやほんとありがとうございます。現在や過去のオモコロライターの方も結構懐かしんでくれてほんとありがたいんですけど、一言だけ言わせてもらうなら言ってよ。その好意、俺知らんかったよ。15年前から言っててくれたらさあ、俺きっとジーパンも履けたし漫画喫茶と銭湯と競輪場以外に人生を楽しんでいた気がするよ。後ジーパンも履けた。こんだけ書くってことは俺あのコメント相当恨んでることを我ながら今自覚したわ。コメント欄は人の心を壊す狂気だな。俺の心はズタズタのダメージジーンズだぜ!!!

 

 

あっ!死にたい。

 

 

ほんとオモコロ編集部の方々、好意的なコメントをくれた旧Twitterの方々ありがとうございました!!あとでまた別に書くけど、今年のハセツネで脱水で闇夜の鞘口峠で吐いて動けなくなった時、「でも明日記事出るしちゃんと完走しないと」と思って這いつくばって月夜見まで行けたので、それもよかったです。

 

生きてるって良いですね!

実録 デトロイトの闇と光

どうもご無沙汰です。ついこの間、仕事で約1週間ほどデトロイトに行ってきたんですよね。自動車製造で昔栄えてたこの街。2019年にも一度訪問しているのですが、改めて調べてみても「自動車産業が去ってから治安がメチャクチャ悪化」「夜中で歩いてはダメ」「全米犯罪件数トップに乗るレベルで治安が悪い」というハガー市長も鉄パイプぶんぶん振り回すようなマッドシティ。前回は仕事場とホテルのほぼ往復でしたが、今回はがっつり1週間いろんなところに行ったので、良くも悪くも多くのエクスペリエンスを得られたわけです。その中で「これは良かった」「あれは最悪だった」というイベントが1つずつあったので、デトロイトの闇と光、という形でご紹介したいと思います。ちなみに闇が先なのはオチをつけるためです。

 

🔳デトロイトの闇

デトロイトっていうかアメリカって飯がまずいんですよ。まあこれは個人の趣向もあるとは思いますが、油ギットリだったり肉が多かったり、しかもだいたい味が濃くて量が多い料理ばかり。しかもチップも含めると3〜4000円は軽く超えてくる値段。ちょっと嫌になってきた私は同行していた顧客と共に、コンビニなら気軽にサクッと食べられる安くて軽い食事があるに違いない!と思って立ち寄ろうとしたわけです。

 

すると、コンビニの前に静かに佇んでいる黒人のおじいちゃんがおります。そのどこを見ているのかよくわからん目つき、咥えてるタバコっぽいけど違う匂いのする何か、ボロボロなのかオシャレなのか不明瞭な格好。ミステリアスなその風貌はおじいちゃんというよりも、「ドラッグキメキメ(であろう)ジジイ」としか表現できない怪しさでした。

 

しかし、こんなジジイを怖がってコンビニから立ち去ったとあってはもう2度とファイナルファイトでソドムにパンチハメできません。でやあ!と勇気を振り絞ってコンビニに立ち寄ると、ドラッグキメキメ(であろう)ジジイ、略してドキジは優しくコンビニのドアを開け、招き入れてくれたのです!何だおめえ、いいやつじゃねえか!オラかんちげえしてたぞ!と思ってたら、何やらゴニョゴニョ喋っております。英語がわからん私でもこのニュアンスを汲み取りました。

 

こいつ…謝礼(チップ)を求めてやがるッ!!

 

こいつは親切心でドアを開けたんじゃあねえッ…!ドアを開けた見返りに金を求めているッ!つまりは親切心の押し売り、いやさ親切強盗。親切にされた見返りをしなければ、という善良な人間の心に漬け込む、にこやかなスマイルの裏に卑しい心…こいつはドラッグキメキメジジイ略してドキジなんかじゃねえッ!ドラッグキメキメコンビニドア開け親切強盗ジジイ、略してドドジ!通常のドギジがギガ進化したモンスターだッ!!と驚愕していると、私と入れ違いでコンビニから出てきたアメリケンタフガイがおりました。

 

そのアメリケンは手に持った小さなお菓子を手に構えたかと思うと、そのドドジより少し離れた床にその菓子をビターンッ!!と叩きつけたのです。おいおいおいおいどしたどしたどした!?と見ていると、ドドジはその菓子を追ってコンビニのドアから離れました。えっ…つまり何?あのタフガイは、ドラッグキメキメコンビニドア開け親切強盗ジジイをわざとドアから避けるため、ビターンと菓子を投げ捨てたってこと?えっ?やべー野良犬がいるから骨を遠くに投げるとかそういうこと?ボコブリンを遠くに避けるため肉を投げたってこと?おいおいおい…とんでもねえ街に来ちまったようだな…

 

そのやりとりに衝撃に受けたあまりコンビニで何も買えませんでしたが、あの瞬間、あの場がまさにデトロイトの闇、いやさデトロイトそのものでした。でやあ!

 

🔳デトロイトの光

私は同じ会社の人たちや顧客と同じ、ちょい高めのホテルに5連泊したわけです。アメリカのホテルなので風呂はなくシャワーだけなのですが、それ以外は快適そのもの。ベッドや照明、机なんかも大きくて高級感がありWIFIも完備。いうことがありません。でも日本のホテルだとたまにあるのですが、冷蔵庫に最初から飲み物が入っててうっかり飲んじゃうとチェックアウト時にめちゃ金とられる、みたいなことがありますよね。アメリカはどうだろ?と思って冷蔵庫を開けてみると、なんか発泡スチロールの弁当箱が2つ並んでおりました。

 

え?何これ?と思って開けると、中にはパンとシケシケのフライドポテトとマヨネーズ。明らかに新鮮じゃない感じで、温め直すレンジとかもないので、パンは多少食べられたとしても冷えてしなしなシケシケのポテトは食べられそうにもありません。しかし食べ物がうまくないアメリカとは言っても、さすがにこんなもの入れるか?と思って翌日に会社の同僚に聞くと、「そんなものなかったよ?」と口を揃えて言います。おかしいなぁとは思いましたが周りも「きっと前の客が忘れていったものでは?」というし、まあ大雑把なアメリカならそんなこともあるかと思い深く考えずその2つの弁当箱を捨てたのです。

 

そしてデトロイトに来て4日目が立った頃でしょうか。2日に一度くらいベッドメイキングが入るのですが、その日は飲み物を買ってきたので冷やそうと冷蔵庫を開けたところ、なんと捨てた弁当箱があるじゃあありませんか!!なぜお前がまたそこにおるんじゃい!!驚きあまり蓋を欠けて中身を見ると、シケシケのポテトとパンは以前と同時だったのですが、見覚えのないフィッシュフライがどかーんと鎮座されているではありませんか!!!しかもシケシケのしなしな!!気持ち悪いからわざわざ捨てたのにグレードアップして戻ってくるってお前なんてネバーギブアップフォーエバーなやつなんだ!!

 

でも今回は多分そんな時間経ってないから食べられるか…と思いパンとフライをひとかじりしてみましたが、やっぱりシケシケのしなしなで不味くて気持ち悪いから捨てたんですけど。でもこれってよく考えたらホテル側がオフィシャルに準備したものだったらチェックアウト時にお金取られるんだろうな…しかも3つ分だしアメリカだからすごい高いんじゃないの!?と思いビビリ散らかしておったのですが、最終日に精算したところ、なんと0円というか明細に記載されていませんでした。

 

えっあれなに?まじで何だったの?ホテル側関知してないなら誰かが怪盗ルパン的に忍び込んで「シケシケポテトとパンを食らうがいい…無償で」と置いていったってこと?どういうこと?どうせ置いていくなら俺じゃがりことかが良かったんだけどなんでシケシケクソまずパンとポテト、それもそのあとしばらくしてフィッシュフライ?謎が謎を呼びすぎだろ!!

 

と思いましたが、タダだったので、これはきっと正義のデトロイト仮面がいたんだな、と思い自分を納得させました。

 

あっ。つまり、これがデトロイトの光と言うべき良かった話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋吉台カルストトレイルランを走ったのだった

5月も中頃を過ぎ、だんだん暑くなってきた昨今皆様いかがお過ごしでしょうか。私は友人2人と昨年、富山のつるぎ山麓トレイルランというのに参加し楽しかったため、今年もみんなで旅行がてらトレランレースにでよう!と山口県の秋吉台で行われるトレイルラン大会に出場してきました。20、30、50kmと3パターンあるうちの最長50km、エクストリームコースを存分に味わってきました。いやー、たのしかったー。

 

地方のトレラン大会の何がいいって、まず普通の旅行では味わえない、自分の足を使ってその土地をまるっと楽しめるってのがいいところですよね。秋吉台といえばカルスト地形。なんか平原の中にゴツゴツとした岩が突き出す独特の地形を全身を使って存分に味わえる。こりゃいくしかないぜ!と勢いいさんで半年ほど前に友人2名と予約したのでした。で、当然山口県に関東から行くんだから飛行機を使うわけで、そうなると必然的に前泊になるわけで。観光もしちゃおうぜ!うまいもの食っちゃおうぜ!みたいなテンションになるわけですよ。

 

ですが行く少し前に、友人2人のうち1名が家庭の用事で少し遅れることになっちゃいまして、山口県に先に降り立った私と友人は、後からやってくる友人を待つ間に美味しい寿司でも食おうぜ!と新山口駅すぐにある回転寿司に向かったのです。Googleで調べてもメチャクチャ評判がよく、ここしかねえ!といざ向かうと、「ネタ切れ」と先にしまっており。店内見るとメチャクチャ客まだいるし、ネタ切れとはいえ閉店予定時間より30分も早く閉まるなんて…ふざけんなよ!!とあたりを探すも全く空いている店がない。マジでない。どんなに調べても隣にある目利きの銀次しか開いてない。め、目利きの銀次ッ…!よりによって…!

 

いや、悪くない。別に銀次は何も悪くない。むしろこんな普通の店なら夜営業の間まで休んでいるのにぶっ続けで営業している働き者の銀次に感謝すれども憎むなんて筋違いも甚だしい。いや、でも、その、なんつうのか、わざわざ飛行機に乗ってきてまでチェーン店の銀次に行くのどうなん!?とは思うわけですよ。なんで東京でも行ける居酒屋で飯食わなあかんねんと。

 

いや、わかるよ。わかる。ここの銀次だけメチャクチャ美味しい可能性はある。確かにある。だってすぐそばのしまってた回転寿司屋と同じ仕入れ先かもしれないじゃん。もしくはたまたま道場六三郎がタイミーで今だけ勤めているかもしれない。そういう可能性を積むに積んでいくとむしろすごい美味そうな気がしてきたので、というかマジではら減って死にそうだったので入りました。そしてそばと海鮮丼のセットを頼みました。

 

正直、正直オネストな話よ。俺はうまかった。空腹というスパイスが効いていたのは言うまでもないですが、「道馬六三郎、お前、こんなところで…」と思うくらいにうまかった。そして一緒にいる友人に何だこれ意外に美味いじゃん、と言おうとしたら、その友人が言うわけですよ。「まずっ」と。そ、そう?いや美味くね?普通にっていうかそこそこ美味くね?「ネギトロの油がまずい」いやそう?全然わかんねーけどな…と思いながら、でもここでう〜ま〜い〜ぞ〜っ!!!とミスター味っこじみたルネッサンス情熱を燃やしても恥ずかしいので「そうね」とさりげなく同意しておきました。ごめん。銀次。

 

その後、まだ1時間ほど余っていたので銀次にずっといても勿体無いなと思い、新山口駅周辺をドライブしようぜ!と車で走り出したはいいものの、1時間で味わえる施設なんて全然ないわけですよ。だから何となく良さそうな公園見つけて、ぶらつくか〜って降りたらそこはどうやら児童センターで、子供たちが卓球してたり鬼ごっこしてたりして実に平和で和やかな施設でした。

 

えっそれガムじゃなくね?

もしくは山口県のガムの形、ストレンジじゃね?

 

 

で、駅に戻って遅れてきた友人と合流しようとしたのですがまだ少し時間があったので、お土産売り場を見てたんですよね。

Lサイズだけくっそ高い

光栄のスーファミのソフトより落差ひどい

 

と思ってたら、友人と合流できました。その後移動したら秋芳洞、鍾乳洞の閉館ギリギリに間に合ったので観光してきました。

 

どっひゃ〜!思ってたより超広いし迫力すげ〜!!

 

どこも超気持ち悪いけどスケールがすごい〜!!

 

いやこれほんとすごいわ!ガチできて良かったァ〜!!

 

廬山昇龍派ごっこも大迫力!!ズドーン!

 

と、銀次のネギトロの油で気持ち悪くなってた友人も大感動で、ほんとマジで秋芳洞は全人類というか哺乳類は全て見るべきだと強く思いましたね。結構雨降ってて誰もいなかったのもすごい良かったです。後はコンビニで飯買ってホテルに泊まって次の日レース走ってかえった。

 

あ、ちなみに足底の怪我が治ってなくてリタイアでした。

 

銀次うまかったな〜

 

 

 

Mt.FUJI 100mileで起きた死闘

お疲れ様です。いや俺の方が疲れてるけどね。といきなりマウントかましてすみません。何を隠そう昨年完走した100マイルレース、mt.FUJI100に懲りずに今年も挑んできました。なんでそんなキツいことまたやるのか?と思われる人もいるかもしれませんが、己を越え続けることこそLIVなんだ!と押尾学もいってたからです。リヴ。

 

と勢いいさんで臨んだ今年のレースですが、100マイルという膨大な距離のレースともなると二晩を超えることは必至。ともなると事前にどれだけ体力を保持できるか、と言うのがポイントとなってきます。直前まで疲れていたり前夜に寝られなかったりしたらそれだけで完走が危うくなってしまいますからね。なので私はレース公式の前泊プログラムを選び、近場のホテルで休養してから臨むことにしたのです。

 

しかし、なんとこの公式前泊プログラムがですね。レースのスタート地点がこどもの国という場所で17時からなのに、バスで強制的に12時にこのスタート地点についてしまうのです。なんでじゃ!そしてこのスタート地点であるこどもの国、その名の通りこども向けの大きな公園プラス遊具、という施設なので屋内で休める場所はあんまりありません。芝生は大量にあるので寝転んで休むことはできるのですが、その日は風があってちょい寒という気候。これで5時間凌ぐのは正直厳しいな…と動揺しておりました。

 

すると同じく前泊プランを選んだ選手数人がちらほら屋内施設に入り込んでいくのでなんだろうと思ったら、体育館がありそこで休めるみたいなんですよね。平日ということもあり体育館には誰もおらず、みなさん椅子に腰掛けたりマットにねそべったりしてギリギリまで体力を保持しておりました。これは賢い。私もその隅に早速入り込んで、床が冷たかったのでダウンとビニールをお尻に引いて、バッグを枕に寝そべりました。

 

そして壁を見るとコンセントがあったので、本当はダメだと思うのですが携帯を充電していたのです。ごめんなさいこどもの国の人。電源泥棒していたのは本当に申し訳ない。怒られて請求されたら3万までなら払います。いやほんとスマホの充電ギリだったのよ。あと昨晩途中で寝落ちして見れなかったずんだもんの動画見たかったのです。ずんだもんが解説するクソゲーの動画マジ見たかったのだ!(ずんだもん風)

 

そして2つくらい動画見た後にトイレに行ったのです。ちなみに長距離レースに出たことない人向けにいうと、長い距離走ると股がスレて痛くて走れなくなってしまうので、けつ毛を抜いたりワセリンみたいなクリームをベトベトに塗っておくのが当然の儀式でして、私も当然塗りたくっていました。ちなみにその事実はこの話に全く関係ありません。そして5分くらいして戻るとですね。私がいたところに知らない女性がいるんですよね。

 

しかも、私の充電器をコンセントから引き抜いて自分の充電器でスマホを充電しているわけですよ。無断でその行為もどうなんだって思うんですが、まあ私も施設の人に無断で使っていたので、100歩譲ってそこはいいとして、私が寝ていたダウンとビニールとバッグの寝床セットまでどかされている。それは違うだろうと。それは俺の居住権を侵害しているだろ!!おい!!どうなんだ!!勝手に俺の愛すべき空間を奪いやがって!!成田空港建設時の三里塚住人の気持ちがわかったわ!!賠償しろ!!!

 

とは全くいえず、「アッ、スイヤセン…」って小声で呟いてどかされたバッグたちをさらに引きずり遠ざかるしかできませんでした。しかも向こうは無言。俺が謝ったのに何も言わんの。どんだけ盗人猛々しいねん!成田空港建設強行派か!!と思いましたが、俺もこどもの国の地権者でもオーナーでもないので、悔し涙に濡れながら泣き寝入るしかありませんでした。ですが悪いことはできないもの。神は見ているものなのです。

 

しばらくすると、ニコニコしながら必要以上の愛想を振りまいてきた東南アジア系の外国人の方が、俺に向かって「電源貸してくれないか?」っぽいことを英語で言ってきたのです。周りを見たら俺のコンセントを奪った大悪人である女性はどこかに行ってしまったようです。だからコンセントに一番近い俺に話しかけてきたのか。そして俺は「イッツノットマイン(その充電器は俺のじゃないぜ!)」と中2レベルの英語を振り絞り事態を説明しました。するとその外国の方はニコニコしながらその充電器の空いたUSB-Cプラグになんと無断で自分の充電ケーブルをぶちこみ、スマホを充電し始めたのです!

 

すごい!人の充電器を抜いて自分のを差し込むのは1000歩譲って理解できるけど、他人の充電器をそのまま使うというその発想、マジですごい!!しかし敵の敵は味方、という言葉があるように、俺はその外国人の方の想定外のアクションに嫌悪感を抱くどころか、悪代官の金を盗んで庶民に配る五右衛門のような爽快感を感じていました。よくやりおった異国の人!!そうだよ!そうこなくっちゃあいけねえ!!

 

しばらくして戻ってきた俺の充電器を取り去った悪の女性は、自分の充電器をつかってスマホを充電する外国人の方を見てマジでビビっていたようですが、その後「えっ…ああ…いいですよ…」的な感じでなし崩し的に認めていました。まあそうだよな。その前に俺の充電器ぶっこぬいてるしな。てか俺も充電泥棒だから人のこと言えないけど。しかしめちゃくちゃ嫌だろうな他人が自分の充電器使って勝手にチャージしてるの。自分のスマホの充電遅くなる以上にメンタルに来るだろうな〜。きっとこの後のレースの具合にも響くに違いない!ざまあみろ!!!俺の充電を奪うからだぜ!!天罰だ!!

 

 

ちなみにその後のレースですが、俺は5分の1も行かない30km地点で足裏が痛すぎてリタイアしました。どうやら天罰は最初の泥棒に来るようです。

 

ちゃんと見てるな〜!やるな〜、神!