そのラリアットはマジでヤバい

おっさんIT系サラリーマンの自意識が高ぶったときに、ふとぶちかます雑記です。

泣き叫ぶ娘へ

娘よ。思いが溢れ出るのだろう。その体には収まりきらないほどに、大きく、熱く、心臓から絞り出したかのように生々しい叫び。うまく言葉に紡げないのは当然だ。まだ短いお前の日々の中の言葉では、それを表すには足らなすぎる。


娘よ。これから長い人生を歩むうちに、いろいろなものを見、知り、聞き、たくさんの人たちから言葉とそのさまざまな使い方を学ぶだろう。だけれども、それらを組み合わせて表そうとすればするほど、あの時お前が抱えた固まりの本質とは、何故かかけ離れていくものだ。


積み重なる言葉のずれが思いを変えるのか。巡る月日が思いを薄めるのか。そのどらちらもかは知れないが、幼く強いお前の叫びは、今この瞬間、その喉でしか表せない。


だから、叫ぼう。拙く短い言葉で充分だ。くだらない恥じらいを持った大人たちを、遠く吹き飛ばすくらい強く。得意げな嘘つきの百の言葉も、うわべを飾り切った万の詩をかき消すように。たった一つの熱く赤い、生きた叫びをあげてやれ。

 

 

 

ダンゴムシィ!アツメタインダヨオオッ!!」

 

 

いい!いいぞ!

でもこっちにもってくんなよ!

 

もってくんじゃねえぞ!!